脳出血を起こしたことにより、四肢麻痺になってしまった要介護5の70代女性の膝に拘縮ができはじめたので、しっかりと伸ばしてあげようと試みるのですが、ビクッという反応とともに顔をしかめ、うめき声を出します。
痛みを感じている患者さんにリハビリはするべき?
痛みを表している患者さんにリハビリをするのは忍びない状況ではあります。
ですが、
脳出血で要介護5の四肢麻痺ということから、脳出血時は生命の危機に瀕するほどの重症だったのではないかと予想されます。おそらく一命を取りとめた後に、リハビリ病院に転院し、本人と家族の強い希望で自宅に戻ってこられたのではないでしょうか。
今までのリハビリの効果をふいにしないためにも、そしてこれからの在宅生活の質ためにも拘縮の進行は防がなければなりません。
関節拘縮のリハビリは本当に痛いのでしょうか?
一般に拘縮のできはじめている関節を動かすと、鋭い痛み反応を伴うことが多く、関節拘縮のリハビリは痛いというふうに誤解されがちです。
しかし、
実際は関節拘縮自体の痛みは少なく、その少ない痛みから誘発される防御反応であることが多いと言われているのです!
具体的な関節拘縮に対するアプローチは、まずは関節をほぐすために少し温めてから、痛みの少ない範囲でコチョコチョと動かしてみるとよいでしょう。
最初にあった痛みの反応も、コチョコチョ動かし続けているうちに少なくなってくることを実感できると思います。
毎日続けることが大切ですので、患者さん自身でも行えるようにこの方法は患者さんにちゃんと伝えてあげます。
もう一つのチェックポイント!
関節拘縮は1つ存在するとすれば、他の関節にも存在する可能性があるのです!
例えば、膝の関節に拘縮がある場合には股の関節にも拘縮がある可能性が高くなります。
ですので、
1つ拘縮を見つけたら、全身の関節のチェックも習慣付けることも必要です!
まとめ
1、拘縮した関節を動かした時の痛みの反応は、防御本能によるものが多い!
2、痛みの少ない範囲で、関節をコチョコチョと動かし無理をせずになじませていこう!
3、1つ拘縮を見つけたら、全身の関節のチェックも習慣付けよう!
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風の谷の治療院の代表、佐々木 謙です。 現在、藤沢市在住なんですが、実は出身は大阪なんです。 「大阪人は賑やか⋯」というイメージがありますが、 私がまだ大阪在住の頃、働いていた治療院の雰囲気は 「賑やか」を通り越して「やかましい⋯」といえるほど 毎日が活気に溢れていました。
様々な理由で病んで来られた患者さんも皆、毎日「笑顔」や「笑い」の溢れる中、施術を行いながら元気になっていきました。私が今、運営している風の谷の治療院も そんな元気で活発な治療院です(笑)
「毎日の健康は笑顔から」をモットーに掲げ、日々施術に取り組んでいます。
病院のお医者さんから 「ウチでは治らない」と言われて諦めてた方が…
医師からそう言われた当院の患者様、この方のご病気は、時間の経過とともにだんだん 歩けなくなっていく難病指定のもので、ご自身でさえ、改善することは半ば諦めていま した。とりあえすリハビリをしてみては…と医師から勧められて、当院を利用して頂く ことになりました。施術を初めて3ヶ月が経った頃、周囲の方から「歩くのが早くなった ね…」とか「歩くのが安定してきたんじゃない…」など言われるようになったそうです。
「手術するしかない…」 「この症状は改善しない…」 「老化だから仕方がない…」 と、言われた経験はありませんか?
当院では、どちらかの医療機関でこのように言われた経験のある方が、たくさん施術を受けてます。
そして、多くの方から喜びの声を頂いています。 痛みの多くは、関節のわずかな歪みやズレから生じることが多く 、その歪みやズレをすこーしだけ調整することで改善に つながるケースがあります。
また、最近、「だんだんと 歩く距離が短くなってきた…」という方の場合でも、 関節の歪みを整えて、本来あるべき位置に骨格を戻してあげようとすることで歩行がスムーズになるケースがあります。 あなたが、半ば諦めているかもしれないそのお悩みも 施術次第では改善できる可能性があります。
当院で採用している治療技術は元オリンピック選手や現役プロ野球選手も利用している無痛の骨盤調整法です。気持ちの良い刺激で、ゆらゆらと背骨をゆらすだけで歪みを整えていく優しくて不思議な感覚の施術なんです。手術を決断される前に、是非一度ご相談ください。 少しでも良く…少しでも笑顔に…それが私たちの想いです。