訪問診療を行う前に、私は、患者さんあるいは、ご依頼者様にいくつかの質問をさせていただいています。
訪問診療を行う際の患者さんへの質問事項
★病名とその経過
★家族構成
★私にしてほしいこと
などです。
さらにそれらに加えて、
バーセルインデックスに関することを質問させていただきます。
バーセルインデックスをご存知ですか?
“バーセル指数(バーセルしすう、英:Barthel Index、略:BI)は、日常生活動作における障害者や高齢者の機能的評価を数値化したものである。バーセルインデックス、バーテル指数、バーテルインデックス、バーセル尺度(バーセルしゃくど、英:Barthel scale、略:BS)とも呼ばれる。自立/部分介助に分けられる。研究者によって数値が異なる。
引用:ウィキペディア(バーセル指数)“
患者さんの生活状況を評価する指標としては、バーセルインデックス(バーセル指数;Barthei index)が有名ではありますが、項目が多く実用的ではありません。
そこで、生活状況評価を実践的な観点で知る方法として、3つのポイントに注視します。
①要介護度
②日中の離床時間
③排泄の様子(オムツ、ポータブルトイレの有無)
①②③を知ることで、患者さんの生活状況をイメージすることができます!
さらに、この①②③の項目を継時的変化を比較すれば、生活状況の変化を簡単に把握できるのです。
結果として
①②③の事前の聞き取りをすることにより、訪問前のイメージと患者さんの実像が
重なり合い、実際に訪問した時に、スムーズで適切な対応が可能となりました。
これは、リハビリにおいて最も大切なことの一つでもあります。
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こんなに頑張っているのに結果に繋がらない
家族を疲弊させているのがつらい・・・
少しでも歩けるようになって
自分の力で出来るようになりたい・・・