介護保険が普及した現在では、段差をなくすなど、バリアフリーの考え方が広く知られるようになり、車いすを必要とする患者さんにとっては、嬉しい環境が増えているのも、現実ではあります。
ですが、
その一方で、意外な盲点もあることにも気を付けなければなりません。
車いすからの転落の原因は?
患者さんの統計からいくつかの転落例を現場検証してみると、車いすの座面がかなり高く、足が床から浮いていることがわかりました。
このような座面の高い車いすを利用されている、多くの患者さんは、床に落としたものを自分で拾おうとしてバランスをくずし、ひっくり返って頭や肩を強打し側頭部に大きなタンコブを作ったり、鎖骨を骨折したりしてしまいます。
車いすからの転落防止とその対策とは?
特に日本人のおばあちゃんは小柄で足も短いために、座面が高い車いすでは、足が床から離れてしまいバランスを崩して転倒してしまう危険性が高いのです。
そこでおすすめなのが、座面の低い低床の車いすです。
これだと、足が床にしっかり着地し、転落の危険性がかなり減らせます。たとえひっくり返ったとしても落差が少ないので、大けがには至りません。
さらに低床の車いすはもともと小柄な人のために開発されたので、コンパクトで室内でも小回りがきいて、移動もラクラクです。
転落を繰り返してしまっていた患者さんは、こちらの低床車いすに替えてからまったく転落しないようになりました。
介護保険でレンタルもできますので、転落歴のある方にはオススメです。
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