痛みの評価はなぜ大切なのでしょうか?
患者さんの骨折がすでに完治しているのか、もしくはもうしばらく安静が必要なのかをしっかりと見極めることで、今この患者さんに、何をすべきなのか的確な判断を下すことが可能になるのです!
痛みの評価を正当に行うことで、患者さんの状態を知ることこそが、大切なのです。
痛みの評価はどのように行うのでしょうか?
患者さんが寝ている状態なら、リハビリスタッフは体とベッドの間に手を滑り込せ、手のひらを上下させて少しずつ腰を動かします。
このとき、痛がらないようであれば骨折はすでに治っていますので、ご本人と家族に動いても大丈夫ということを説明し、座位から立位へとどんどん動かしていきましょう!
痛がる場合でも、決して寝たままにはさせず、痛みに応じて寝返りやベッドアップを少しずつ促していきます。
高齢者は、腰椎圧迫骨折などで一度、痛い思いをすると「また痛くなるのではないか」と不安になり、むやみに安静を長びかせて、 気力と体力が衰えてしまい、寝たきり状態にもなる恐れもあります。
寝たきりになってしまうのを避けるためにも、当院のスタッフは患者さんの状態をしっかりと把握したうえで、的確な判断とサポートで臨機応変に対応します!
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