パーキンソン病に対する訪問リハビリマッサージ
先日、訪問リハビリマッサージ風の谷の治療院にご依頼頂いた方に対する施術内容のご紹介をさせて頂きます。
患者さんは横浜市栄区にお住まいの80代の男性で、担当のケアマネジャーさんから依頼を頂きました。
この患者さんは介護認定を受けていて、パーキンソン病による小刻み歩行、前傾姿勢等の運動機能障害があり、肩関節周囲の痛みと、可動域の低下が主な症状としてありました。
パーキンソン病の主な症状は以下の通りです。
①手足、あごなどがふるえる
②体の動きが遅くなる
③手足の筋肉がこわばる
④歩き方が遅くなる
⑤ちょっとしたことでバランスを崩してしまう
⑥自律神経症状
汗をかく、便秘、立ちくらみ
訪問リハビリマッサージ風の谷の治療院では、もともとオリンピック選手、現役プロ野球選手、WBCバンタム級世界王者の選手を施術していた治療法を用いて施術していました。弊社がもともと得意としているパーソナルストレッチや運動療法、機能訓練にに加えて、現在では麻痺・拘縮の改善のために開発されたテクニックを用いたリハビリマッサージを用いて施術します。
パーキンソン病の問合せは弊社にも年々増えてきています。
パーキンソン病の方における体の機能の回復・維持にはご自身の運動や運動機能を高めるためのリハビリが不可欠になります。
当院では関節周辺の筋肉のこわばりを緩和させて、関節の動きを高めることで、立位の安定や歩行機能の改善など、運動機能の向上と改善と維持をはかります。
加えてパーキンソン病わずらったことによる運動機能低下が、日常の運動量の低下をまねき、筋力の低下を引き起こします。そのことが寝たきりへのリスクを高める要因にもなります。
弊社施術スタッフがトレーナーも兼ねて、ご自宅でできる運動療法を一緒に行うことで継続的なトレーニングを習慣化して、筋力の低下を防ぐ一方で、筋力の向上を目指していきます。
この方の場合、散歩出来るだけの機能があるため、その機能を落とさないことを目標にし、さらなる向上を目指した施術を行っています。
同じような症状に悩まれている方、まずはお気軽にご相談してください。
訪問リハビリマッサージ風の谷の治療院 0120ー512ー517
関連記事
- 膝関節拘縮のリハビリで痛がるときの対処法
- 動機づけと継続がむずかしいリハビリ、筋力トレーニング
- 在宅リハビリで考えなくてはいけない、車いすからの転落予防
- リハビリの必要性を考えてみよう
- リハビリにおいて最も大切なことの一つとは?
- 痛みがあるためにリハビリが進められない場合の対処(1)
- 痛みがあるためにリハビリが進められない場合の対処(2)
- 貧乏ゆすりのような「クローヌス」という現象の対処法
- 脳梗塞後の嚥下障害で配慮するべき段階とリハビリ方法
- 脳梗塞後の言語障害で区分すべき症状とケア方法
- 脳梗塞後のめまいが起きる原因と気をつけておくべきこと
- 脳梗塞後の認知症のケア方法と知識・心構え
- 脳梗塞の後遺症に有効なリハビリをお探しの方に当院で出来ること