関節リウマチへの訪問リハビリマッサージの活用例
当院にお問い合わせ頂いた訪問マッサージ、変形徒手矯正術、運動療法のご相談についてご紹介いたします。
患者さまは80代男性で横浜市に戸塚区にお住まいの方で、施設の職員の方がらご相談頂きました。
この患者さんは関節リウマチを患っており、それより以前に脳梗塞を発症しており肩の亜脱臼と麻痺・拘縮がありました。
関節リウマチとは関節にじょじょに炎症が生じてやがて破壊されていき、変形したり、固まったりして動かしづらくなってしまう病気です。
・疲れやすい
ひと昔は「関節リウマチになると寝たきりにある」と思われていましたが、医学の進歩で、早期から適切な治療を行うことで、病気の進行を抑えながら、関節の機能を保ち、普段通りの続けられる可能性があります。疑わしいと思われたらまずは医師のよる早期診断を受けましょう。
現在の治療法としては薬物療法、手術療法、理学療法(リハビリ)等があります。
主な理学療法(リハビリ)には運動療法や温熱療法があります。関節は長く動かさない状態でいるとやがて固まってしまい、動かなくなってしまいます。
②関節を動かす施術
次に運動療法についてですが、適度なトレーニングを行うと抹消の筋肉、関節の血流を良くする作用がありあります。
その血流の改善が痛みを和らげる効果につながりまた、筋肉のこわばりを取り除く効果もあります。けっして無理ぜすに適度な範囲で行うことが大切です。
歩いていて筋肉が弱ってきたな…と感じたら、太ももの筋力トレーニングが効果的です。
人体の筋肉の内、約70%が下半身に集中しています。太ももの筋肉は人体で最も大きな筋肉なので、太ももを鍛えることが効率のよいトレーニングに繫がります。当院ででは「起立ー着席訓練」という訓練方法を推奨しています。
ま手の指の力が弱ってきたな…と感じたらやわらかいボールを使ってトレーニングを行ってみましょう。
温熱療法としてはゴム製の湯たんぽに熱いお湯を半分より少し多めに入れて、タオルにくるんで温度調節しながら、膝や足首の患部に10分〜15寸程度、朝、夜、一日2回〜3回程度行いましょう。長すぎるとやけどの原因になるので、長時間温めることは十分に注意してください。
慢性的な疼痛に対するアプローチとしては、鍼灸治療による施術が効果的な場合があります。こちらは鍼灸治療に関しては保険が適用できる場合があります。
これらの症状でお困りの方は、一度訪問リハビリマッサージ風の谷の治療院までご相談ください。
この患者さまは、介護サービスを利用されていて、火曜日と木曜日が訪問のご希望ということでしたので、木曜日の午後2時にお約束をとった上で、ご説明と体験施術で伺いました。
歩行が不安な方、さまざまな後遺症のリハビリでお悩みの方へのご相談は
健康保険が使える訪問リハビリマッサージ 風の谷の治療院
➿0120−512−517
または、このホームページのメールフォームからご連絡ください。
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