脊髄小脳変性症への訪問リハビリマッサージの活用例
先日、わたくしども、「医療保険が使える訪問リハビリマッサージ風の谷治療院」に頂いた、訪問マッサージ、運動療法、変形徒手矯正術のご相談について、ご紹介致します。
患者様は、横浜市保土ヶ谷区にお住いの50代の女性の方からご連絡を頂きました。
この患者様は、身体障害者2級の方で、身体の状態は脊髄小脳変性症による両下肢に麻痺や拘縮、突っ張り、緊張がありました。また歩行困難のため車椅子での移動の方でした。
脊髄小脳変性症は原因不明の難病していの病気です。
脊随小脳変性症は一つの疾患ではありません。
多くの病気の型が含まれていて、症状も経過も各々異なります。
おもに小脳や脊髄にある神経細胞が障害されることで生じるさまざまな疾患の総称になります。
脊随小脳変性症は小脳を中心とした細胞が死滅する病気です。よってその症状は障害を受けた場所によって障害の程度や内容がさまざま異なります。
徐々に進行していくのが特徴です。
以下、症状の例を記します。
・歩行障害
・ろれるがまわらない
・手のふるえ
・字が書けなくなる
・パーキンソニズム(※パーキンソン病のような症状のこと)
・立ちくらみ
・めまい
・自律神経症状
・誤嚥
脊髄小脳変性症は、薬物療法には限界があるため、リハビリ治療を中心にしっかりと体を動かすことを意識して適切な治療を行えば、長く健康に過ごすができると言われています。筋力トレーニングを行うことで筋力を補うことも重要なポイントになります。
訪問リハビリマッサージ風の谷の治療院では、もともとオリンピック選手、現役プロ野球選手を施術していた治療法を用いて施術していました。弊社がもともと得意としているパーソナルストレッチや運動療法、機能訓練にに加えて、現在では麻痺・拘縮の改善のために開発されたテクニックを用いたリハビリマッサージを用いて施術します。
脊髄小脳変性症の方における体の機能の回復・維持にはご自身の運動や運動機能を高めるためのリハビリが不可欠になります。
当院では関節周辺の筋肉のこわばりを緩和させて、関節の動きを高めることで、立位の安定や歩行機能の改善など、運動機能の向上と改善と維持をはかります。
加えて脊髄小脳変性症わずらったことによる運動機能低下が、日常の運動量の低下をまねき、筋力の低下を引き起こします。そのことが寝たきりへのリスクを高める要因にもなります。
弊社施術スタッフがトレーナーも兼ねて、ご自宅でできる運動療法を一緒に行うことで継続的なトレーニングを習慣化して、筋力の低下を防ぐ一方で、筋力の向上を目指していきます。
この方の場合、散歩出来るだけの機能があるため、その機能を落とさないことを目標にし、さらなる向上を目指した施術を行っています。
同じような症状に悩まれている方、まずはお気軽にご相談してください。
健康保険が使える訪問リハビリマッサージ風の谷の治療院 0120ー512ー517
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