脳梗塞後の言語障害で区分すべき症状とケア方法

脳梗塞後の後遺症で言語障害が起こると普段出来ていたコミュニケーションが取れず、普段通りに出来ないことで苦しまれるご本人やご家族を、当院はたくさん見てきました。

認知症とはまた違った症状ですので、勘違いされる方も多いのですが、まず具体的に何が起こっているのかを認識する必要があります。

言語障害には主に2つのタイプがありますので、まずそこから説明していきますね。

脳梗塞後の後遺症による言語障害の区別

言語障害には主に2つのタイプ、失語症と構音障害があります。

症状だけ見ると脳梗塞発症前のご本人のイメージが変わっているので、区別しにくいのですが、この2タイプは脳で起こっていることが全く違いますので、別物なのです。

失語症の症状と主な原因

失語症は「話す」「聞く」「読む」「書く」の4つの身体の働き全てに障害が起こり、これは脳の言語機能の中枢である言語野に病変(梗塞・出血など)が起きていることが原因と言われています。

具体的にどの部分に病変が起きているかによって、話し方は問題ないが内容に理解がなかったり、話し方は流暢ではないが内容は理解できている、などの状態の変化がよく見受けられます。

構音障害との明らかな違いは、文字でコミュニケーションを取ったときにわかります。失語症は文字が読めないので理解できない反応になるでしょう。

構音障害の症状と主な原因

一方で構音障害は「話す」機能だけに障害が起こっているため、「聞く」「読む」「書く」事は通常通り行えます。

脳の大脳皮質には異常がなく、唇や舌・喉などの発語器官の動きに問題が起こっているため、「話す」ことに支障が出ているのです。その為、失語症と違って文字でのコミュニケーションも可能です。

失語症・構音障害のケア方法と心構え

どちらの症状においても「話す」ことに共通して問題が起きているため、ご家族や周囲の方々は会話をストーリーにして長く話すのではなく、短く区切りゆっくりと分かりやすく話すように心がけて下さい。

いつも通り話したり、次々に質問したり、今までの話とは違う話題を急に出したりすると、本人にストレスが溜まります。本人にとっては話す機能に問題があること自体がストレスなのに、会話も全然ついていけないと強く認識するとストレスを感じてしまいます。

失語症は言葉の問題に加えて計算力も低下してしまいますので、不安になってしまいますが、知能・感情・判断力は今まで通りなのです。その点は正確に認識しておきましょう。

失語症の回復には年単位で時間がかかりますが、少しずつ回復していくものなので、忍耐強く希望を失わずにリハビリを続ける必要があります。

最後に

忍耐強くリハビリを続けるには大変な労力がかかります。また病院でのリハビリが十分に受けられない時期も到来しますので、もしご本人が当院の訪問エリアにおられるなら、ぜひ当院にご相談下さい。

経験豊富なスタッフが有効なリハビリ方法を粘り強く指導させていただきます。

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