院長:佐々木 謙(ささきけん)
- 出身
- 奈良県奈良市
- 趣味・今ハマってること
- 登山
- 資格
- 鍼師 灸師 全国マッサージ協会正会員 フィットバランス療術学院卒業
日本人の卓越した技術・心配りを世界へ届けたい、それが私のテーマです
世界一周旅行でのメキシコでの出来事が治療家の門をたたくキッカケに
世界一周旅行中に滞在したメキシコで日本人の鍼灸師に出会いました。
その鍼灸師の施術で体が改善して喜ぶメキシコ人の様子や、遠く日本から離れたメキシコの地で日本人の鍼灸師が絶大な信頼を得ている光景に、私は心を動かされました。
じつは彼らは、日常はメキシコシティで治療院で商いをする傍ら、病院や学校、電気、水道、ガスなどのインフラ施設が一切ない原住民が生活する村へ行き、ボランティアで施術をしていることを後になって知りました。
原住民の方々に治療をして、相手から頂く「笑顔」こそが彼らの報酬でした。そんな貴重な出会いの数々によって、私のは「治療家」を志すようになったのです。
治療家になる決意した私は、急遽、日本に帰国しました。鍼灸師になるためには鍼灸学校へと進み、国家資格を取らなくてはなりません。鍼灸学校での3年間では、ハリの打ち方やツボの取り方などの東洋医学の勉強から解剖学から生理学、リハビリテーション医学、病理学、臨床医学各論など、医師、看護師、理学療法士が学ぶべき西洋医学のベースとなる知識を3年間、しっかりと学びました。
いざ、実戦へ。 『とにかく治せる人間になりたい!』この一心に、日中は新宿にあった大久保クリニックのリハビリテーション部門で施術をし、夜は歌舞伎町近郊のマッサージ店で施術をして、週末は千葉県の市原市にある有名な石原鍼灸院まで修行をして、休日は神田の古本屋街で治療の本を漁り、人生のすべてを治療に捧げる幸せな時間を過ごしていました。
そして、ようやく横浜にある老舗の訪問鍼灸マッサージ院に就職しました。訪問鍼灸マッサージの患者さんは歩行困難な方が対象となっています。それゆえに、これまで私がみてきたどの患者さんよりも悩みが深い方ばかりでした。治療技術だけではどうしてもあげられないことを知りました。
患者さんの中には24時間、痛みや痺れなど症状で苦しんでいる方もいました。また寝たきり状態となって、自由に自分の行きたいところにいけず、また会いたい人にも会えないという状況で生活されている方もいました。
彼らの気持ちをすべて理解してあげることは他人である私にはできません。しかし、すこしでもその患者さんの気持ちに近づき、共感してあげる。そして、患者さんが今望んでいることに対して少しでも協力させて頂くことが大切だと学びました。
どうすれば、もっと患者さんに笑顔になってもらえるだろうか…そのことを追求したい思いで、風の谷の治療院を立ち上げました。
治療より大事なのは患者さんの気持ちを理解してあげること
治療家になる前はただ症状の改善をすれば患者さんには納得してもらえると考えていました。 しかし、治療家となって施術せていくうちに、施術だけではなく、少しでも患者さんの気持ちを理解してあげて、共感してあげることこそが大切であることに気づきました。
治療家として印象に残った出来事
訪問マッサージを検討されている方へ
「毎日の健康は笑顔から」をモットーに掲げ、日々施術に取り組んでいます。 ところで、毎日の「笑顔」と「健康」には密接な関係があるということをご存知でしたか?
じつは最新の遺伝子工学で、遺伝子には「ON」と「OFF」のスイッチがあることがわかってきたんですよ。 つまり患者さんの「治りたい」、「良くなりたい」という前向きな気持ちや、「笑い」や「笑顔」、「楽しい」などのポジティブな感情が、遺伝子レベルで「ON」のスイッチを入れ、その後の病気の経過に大きく影響することが多くの臨床結果からわかってきました。
現在、「笑い」という要素を医療の現場に取り入れる医師も現れてきているくらいです。 私たち風の谷の治療院は患者さんの「すこしでも良くなりたい」、「毎日笑って過ごしたい」という気持ちこそが様々な病に苦しむところから回復するためにはもっとも大切と考えています。 日々励ましあい、施術者と施術を受ける側の双方で、患者さんの目標を実現できることを慶びとして日々施術に取り組んでいます。
まずは、できることからコツコツと…私たちと一緒ににやっていきましょう!
【ゲスト出演】市川うららFM『ぶんちゃんの元気リポート』
野崎 貴経(のざき たかつね)
- 出身
- 神奈川県 横浜市
- 趣味・今、ハマっている事
- 映画鑑賞、ドライブ
- 出身校
- 湘南医療福祉専門学校
この仕事を始めるまでの生い立ちを教えてください
高校在学中に腰痛に悩まされていました。整形外科にもかかりましたがあまり良くはなりませんでした。
そこで近所にある鍼灸院に行ってみました。最初は少し怖かったですが治療が終わると腰の痛みが軽減しました。とても体が楽になったのを今でも覚えています。
この事がきっかけでこの仕事をしたいと思い高校卒業後専門学校に通う事を決めました。
何故、訪問鍼灸マッサージで仕事をしようと思ったのですか?
訪問を選んだ理由は患者様が本当に必要としている事が感じるからです。
今、私が担当している患者さんは脳梗塞後遺症や歩行困難な方がほとんどです。
施術をして『ありがとう』と言って下さる事はやりがいにも繋がります。
そして訪問だと定期的に施術があるため患者様との距離も次第も次第に近くなり本当の悩みなどを聞く事ができます。
この仕事をするうえで大事にしていることは何ですか?
大事にしている事は少しの体の変化に気づける様になる事です。
先週よりも表情が疲れているとか、、以前よりも足の筋力が張っているなど些細なことにも気づいてあげられることです。
そのために、声のトーンやいつもの会話でのちょっとした表情の違いなど、手と目と耳を集中して小さな変化にも気づいてあげられることを大事にしています。
出羽 貴(でわ たかし)
- 出身地
- 神奈川県 南足柄市
- 趣味・今、ハマっている事
- 読書、散歩
- 出身校
- 神奈川衛生学園
この仕事を始めるまでの生い立ちを教えてください
高校卒業後に専門学校に進み、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師の資格を取得しました。
その後数年間、治療院や指圧サロンで働きましたが、最後に働いた指圧サロンで出会った先輩から、海外(印度)に世界中から人が集まり、様々な国(文化)のマッサージやセラピーを学べる場所があると教えてもらい、約1年間インドへ修行に行きました。
帰国後に再度数年間、指圧サロンに努めましたが、その後、渡印中に知り合った人との繋がりで、日本国内で海外から講師を招きマッサージやセラピー、その他各種セミナーを主催している会社に約15年勤めました。その期間は施術からほぼ離れていましたが、勤めていた会社のセミナーや他社のセミナー、代替医療、民間療法などの勉強会や講習会に参加し勉強を続けていました。
そして2017年に勤めていた会社を辞め、この仕事(訪問マッサージ)を始めました。
何故、訪問鍼灸マッサージで仕事をしようと思ったのですか?
初めて訪問マッサージを見学をさせていただいた際に数名のお宅や施設に伺ったのですが、その中のお一人が自分が知っている(馴染みのある)通りの路地を入ったところにお住まいの方でした。
その時に、自分がいつも何気なく通っているところにも訪問マッサージを必要とされている方がいるのだということを強く感じました。
まだ見学の段階でしたので、自分にできるかどうか不安や迷いもありましたが、同時に自分にできることがあるのならそれをやろうという気持ちでした。
この仕事をするうえで大事にしていることは何ですか?
体の調子(状態)は毎日違いますので、施術の都度、その日の体調(状態)の変化に注意して施術するよう心がけています。
また施術中のお話しの中で、その日のご気分や体調等をお聞きすると同時に、施術中にこちらが感じたことをお伝えし、ご一緒にお体に目を向けていければと思っています。
森 奈保美(もり なおみ)
- 出身地
- 神奈川県 横浜市
- 趣味・今、ハマっている事
- 雑貨屋歩き 読書
- 出身校
- 湘南医療福祉専門学校
この仕事を始めるまでの生い立ちを教えてください
もともと私は販売の仕事をしていました。
接客はやりがいがあり好きな仕事でしたが、今以上、真剣に人と関わって、一生涯携われる仕事を探していました。
私はもともと々ひどい肩こりでした。
ある時、以前同じ職場で働いていた私と同じ悩みをもっていた同僚たちに肩もみをしてあげたところ「楽になったよ…」と喜ばれましたことがありました。
その時、「人の痛みをとることを仕事にするには?」と考えたことが、鍼灸マッサージ師を選ぶきっかけになりました。
何故、訪問鍼灸マッサージで施術をしようと思いましたか?
最初は一般的な治療院も考えました。
しかし外出困難な患者さんにこちらからお伺いし一対一で向き合えることに魅力を感じ、この仕事を選びました。
また、車で移動し日中は単独行動、定期的なカンファレンスや施術練習という日常のルーチンにも魅力を感じましています。
この仕事をするうえで大事にしていることは何ですか?
訪問で伺う方々は通院で来られる治療院の方々と比べると身体のコンデジションは悪い方が多く、特にメンタル的にも細心の配慮が必要になります。
その中で、私が訪問の仕事をするにあたって特に心がけていることは以下の5つのことです。
①ご高齢の方が主です。患者さんを人生の先輩とし傾聴に努めています。
②介護されるご家族のお話にもしっかりと耳を傾けています。
③患者さんが少しでも明るい気持ちでリラックスできるように、声のトーン、臥床姿勢の確認、枕の位置に気を配っています。
④少しでも元気になっておらうというポジティブな気持ちをもって施術しています。
⑤患者さんのお身体で、少しでも良くなったところをを見つけたら、患者さんにお伝えして互いに喜び励みとしています。また 施術者である私自身が、いつも明るく施術に向き合えるよう体調管理を怠らないことを心がけています。
朝日山 健司(あさひやま けんじ)
- 出身
- 宮城県
- 趣味・今ハマっていること
- 読書 木や景色を見ること
- 出身校
- 東海医療学園
この仕事を始めるまでの生い立ちを教えてください
高校の電気科を卒業して、都内の電気工事ビルメンテナンスの仕事を主にやっていました。
その後都内から神奈川県の大磯町へ引越して、在宅ヘルパーの仕事を2年程携わりました。
その頃から元々興味のあった身体の機能をもっと深く知りたくなり、義父が鍼灸マッサージ師だったこともあり、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の資格を取り現在に至ります。
何故、訪問鍼灸マッサージで仕事をしようと思ったのですか?
もともとは誰かを助ける仕事をしたいと思って、訪問ヘルパーの仕事をしていました。
そこは難病で苦しんている人、またその介護に追われ疲弊しているご家族など、日常で平穏な生活をしている人には想像できないほどの多くの悩みや苦しみと対峙している現場でした。
世の中には私が考えていた以上に心身的に悩みが深く、辛い思いをしている方がたくさんいることに衝撃を受けました。
やがて私の想いは、施術によってこの人達の助けになりたい…という気持ちに変化していきました。
そして私は鍼灸師・あん摩・マッサージ・指圧師の資格をとりました。
心身共に深く関わりが持てて、誰かのために何かのお役に立てるならば在宅でのお仕事が良いのではないかと思い、この世界に入りました。
この仕事をするうえで大事にしていることは何ですか?
東洋医学には天人合一思想という教え、考え方があります。
人の体は自分で勝手に生きているのではなく、自然界の中の一部でしかありません。
この体は生かされて生きているだけなので、地球、自然界の生物、体に感謝をしながら、携わることになった方々の心身のケアに努めていければと考えています。