「うつ病」への鍼灸治療
2020年2月5日放送の「東洋医学 ホントのチカラ 冬のお悩み一挙解決スペシャル」はご覧になられましたか？
「冷え性」「頭痛」「おなかの不調」転倒などのによる「ケガ」など、様々なお悩みを東洋医学の力で解決すると行った番組でしたね。
なかでも中でも私が興味深かったのが「うつ病」へのアプローチでした。
じつは私は20代の頃、転職活動の際に将来に対する漠然とした不安から「うつ」なり精神科医のお世話になり薬を処方された経緯があります。
だから他人事ではない心境でこの番組を見ていました。
番組ではイギリスの医師が「うつ病」の治療として、長年薬物療法で改善しなかった方に対して鍼治療して効果を上げている様子を取り上げていましたね。
番組では医療界の専門家が登場して、鍼灸によって脳内の前頭葉への血流量の促進が促されることで「うつ病」が改善されていると結論付けていました。
今回は「うつ病」を例に取り上げていましたが、じつは脳内の血流量を促進して改善を図るという考え方は「認知症」に対しても当てはまると思います。
血行の改善こそが重要
ここで私が重要だと思うことは、「改善」をもたらすのは「血」であるということです。
「血」は人体に様々な役割を果たしています。
体内の老廃物を取り除いたり、逆に活動に必要な栄養素や、体内で修復を必要としている箇所に必要な物資を提供する役割を担っています。
つまり血液が体の節々でトラブルを起こしてる箇所の修復を行なっているということです。
あと、忘れてはいけないのが、血液が全身の「体温」をもたらすということです。
よく「手足が冷え」を訴えられる方が当院にもいらっしゃいます。なぜ、手足が冷えるのか？
それは手足に血が行き渡っていないことを示しています。
よって手足の冷え、うつ病に限らず、「血の巡り」の改善こそが多くの病、多くの悩みの解決の根本であることがお判りいただけると思います。
鍼灸・マッサージ、運動のススメ
鍼灸やマッサージまたは漢方といった東洋医学の根本的な考え方は、病の原因は「血の巡り」の滞りこそがずべてての病の原因の根本とされており、まさに「血の巡り」の滞りを解決させるために行われている治療が鍼灸でありマッサージであり漢方なのです。
東洋医学とは「血の巡り」の改善のために生み出され、多くの人体を使った多くの臨床の蓄積であり、古代から受け継げられてきた集大成の医学です。
血の巡りの改善は、鍼やマッサージ、漢方に限らす、ご自身でも行えます。適度な体操やお風呂、ウォーキングなどの運動などがそうです。
体を動かすことで、筋肉を動かし、筋肉内を張り巡らせいる血管が連動して動くことで血液は全身を四肢末端まで循環できる構造になっています。
麻痺・拘縮、寝たきりの方こそ訪問マッサージの活用を
しかしながら、体に麻痺や拘縮がある方、また「寝たきり」の方は運動による血の巡りの改善を図ることが困難です。
そのためには他人の力を借りてでも血の巡りを促す必要があります。
鍼灸やマッサージは他の人の力を借りて血液を巡らせるには安全でとても効果の高い施術です。
施術後は軽い運動をした効果があり、施術を受けられた方の中には「疲れた」とおっしゃる方や、「手足の先まで暖かくなった」とおっしゃる方が多くいます。
当院が現在、私たちが提供しているリハビリマッサージは、麻痺や拘縮の改善のために開発された施術です。
少々オーバーに聞こえたかもしれませんが、要するに「より効率よく筋肉を動かす」ことを目的とした施術を提供しています。
先ほどもお伝えしたように、血液は体の筋を動かすことに連動されて血管が動き、血液が全身に巡る設計になっています。
…とすれば、寝たきりによって運動量が少ない方や、麻痺や拘縮によって筋肉を動かせない部分は、どうしても血液が行き渡らないことになります。
このように、自らでなかなか自由に体を動かすことが困難なために、血流の巡りが不十分となって引き起こしている様々な悩みの解決のために、私たち風の谷の治療院は活動しています。
いつでもご相談をお受けしています。
１日に２名様の限定になりますが、無料で当院の施術を受けていただくこともできます。
ただし、訪問できるエリアに限りがあるので、まずは当院ホームページで確認してください。
いつでもお気軽に電話やメールフォームからご連絡ください。
健康保険が使える訪問リハビリマッサージ風の谷の治療院 ０１２０ー５１２ー５１７
